2004年04月の投稿

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2004年04月30日

瞳はどしゃ降り

昨日はほんとショックな一日となりました。(泣)
そしてお客様にご迷惑をおかけしました。
「ほんと申し訳ありません。ごめんなさい。」

先日リフォームさせていただいたリングの石が落ちてしまいました。
このサイトの中でも紹介させていただいている当店の自慢のリフォームの指輪でした。
私自身、先月の最高傑作とまで言っていた、とっても気に入ったリフォームの作品でした。
私と渡部が細心の注意を払い、万全の作りをした作品でした。

しかし、結果的にお客様の知らないうちに石ははずれ、気づいた時にはもうそこに石はなく、ポッカリ穴が開いていました。ほんとその時のお客様のショックを考えるとほんと申し訳なく、そして只、只、謝るしかありませんでした。とっても気に入ってくださっていただけに、尚更ショックの大きさが痛いほど伝わってきます。
「なぜ落ちたのか?」いろんな理由が想像できますが、今は言い訳にしかなりません。
お客様にとっては世界でただひとつの大切な石であったことは間違えなく、それはどんなに探しても代えることのできないものだとわかっています。
今は当店のすべての出来うる力を振り絞って、その石と同じような石を探すしかありません。そして今後石が取れないように作りを変えていきます。そしてお客様とどうしてこのようになったかお話したいと思います。
取り返しがつかないことなんですが、今の自分たちのできうること全てで対応します。

今は何を言っても言い訳となります。そして失なった石は戻ってはきません。
このことをしっかり受け止め、宝石工房KADAのできうる限りの仕事をします。

「せっかく頂いた大切なご縁。このご縁が途切れないように最善の対処をいたします。
 お客様、今しばらくお待ちくださいませ。ほんと申し訳ありません。」

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2004年04月28日

SWEET DREAMS

本日、サイトを更新させていただくことができました。
感動!こだわりのダイヤモンドリングリフォーム・ドキュメントの更新とダイヤモンドリング以外のリフォーム例&価格の新設です。

ほんとたくさんのお客様にお世話になり、こうして更新できることができました。
たくさんの「おかげ」で自分たちの仕事があり、こうして表現できることを「感謝」します。そして一人のお客様の「想い」が私たちスタッフの「やりがい」となり「夢」となることを幸せに感じます。

一生忘れられないくらい楽しいこと、何物にも変えがたい嬉しいこと、切なく甘い素敵なこと、自分のほんと大切なこと、何より大事にしなけりゃいけないこと、絶対思い出したくないこと、ほんと涙がとまらないくらいの悲しいこと、命賭けても守らなきゃいけないこと、やさしく温かい気持ちに包まれたこと、信じられないくらい感動したこと・・・・

ほんとたくさんの思い出が込められたジュエリー!
そんな思い出を託されてまた新たな輝きに変えられる仕事につけたことを誇りに思います。

たくさんのお客様に出逢えることに「おかげ」の力を感じます。
ここから心の底からこの人のために!という「やりがい」が湧いてきます。
お客様の笑顔の向こうに自分たちの「夢」を感じます。
いろんな思い出が詰め込まれ、「想い」が凝縮されたジュエリーにまた新たな命を吹き込むこの仕事にたずさわれたことだけでも嬉しいことです。
これからお客様と共に歩むジュエリー作りをさせていただけたことに「感謝」を感じずにはいられません。

こうして宝石工房KADAを信じて仕事を託してくださったすべてお客様に誇っていただくために、少しづつでも確実に丁寧に続けなきゃいけない仕事だと感じます。
一人のお客様に喜んでいただくために当店は存在すると考えます。
そしてたった一人のお客様のために存在できることを嬉しく思います。
そう、その一人のお客様の思い出が輝かせることできれば・・・・

そこには間違えなく自分たちの「夢」があり、「やりがい」があります。
こんな当店みたいな小さなお店が少しでもお客様の思い出にかかわることができること。その仕事が永遠であること。ほんと夢みたいです。
甘っちょろい夢だと言われるかもしれませんが、こうしてたくさんのお客様と出逢い、うちのスタッフがそれぞれ携わることができ、仕事させていただけたことだけで「夢」が見れるんです。

自分の仕事が永遠になることを「夢」見て今日も仕事を続けます。

この「夢」は「人」との出逢いがなければ実現しないと断言できます。


この度の更新にあたって宝石工房KADAは藤田祥子さんとの出逢いに感謝します。

「素敵な夢をいただきありがとうございます。」


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2004年04月25日

瞳を閉じて

先日、ネットで同級生の友人と学生時代に読んでいたマンガのことで盛り上がってしまいました。
学生時代のことなんてここ何年思い出すことなかったんですが、久々にそのマンガの話題が出てきて、その時のことが懐かしく、ついこのあいだのように思い出されてきました。

ほんと、しょぼい学生時代でした。このサイトにも「がー・がー・」書いているようにコンプレックスの塊で、ほんと自分のことしか見えない、そして他人の目がむちゃくちゃ気になる、情けない時代でした。

特に名古屋で一人暮らしをしてた時はほんとひどいものでした。白いミニサイクルの愛車にまたがり、ジャージしか着ない生活をしてました。(笑) 家賃が1万5千円の4畳半、フロなし、トイレも共同、しかも今みたいに携帯電話ありませんから、管理人さんの呼び出し電話のアパート住んでました。いっつもこんなんでいいんだろうかと思いながらそこから抜け出すことができませんでした。

しかも・・・これが一番の思い出・・・・「もてませんでしたね~」ほんと女の子には縁がなかったです。中学生の頃、白いギターを持てば彼女ができると信じていました。「禁じられた遊び」さえ弾ければ・・・ウソでした。(笑)
大学生の頃、車さえあれば・・・と思い3年間不純な動機で日夜バイトを続け4年の時やっとの思いで買ったオンボロ・シビック、夏だというのにタイヤを買うお金なくてずっとスノータイヤのままだったのが思い出のシビック・・・やっぱりウソでした。(爆)
結局、隣の席には彼女乗せられませんでした。(泣) そして隣に座るのはムサイ野郎の友達ばかり、ましてや、デートの為に車を貸してくれと頼む友達、「いったい何なんだー!」
と心の中で叫びつつ、「いや!」と言えない自分によく腹を立ててました。
そう、よく野郎たちと夜明けの海にドライブ行ってました。夜中まで友達のアパートで飲んでいて、そこから誰かが海を見に行こうと言い出すんです。ほんと飲酒運転で捕まらなかったのが奇跡のようです。明け方の海に佇む、野郎たち・・・もう涙なしでは語れません。ほんとカワイソウな学生時代でした。
その時、何を話してたかは、今は思い出せません。ただその時、とっても将来が不安だったこと、でも何かに夢を持ち、ワクワク・ドキドキしてた気持ちだけは今でも何となく感じることができます。

あれから20年、それぞれがいろんな人生を歩んでいます。ビジネスに命がけのヤツ、一生懸命その時の夢追いかけてるヤツ、素敵な奥さんと出会い楽しい家庭を築いたヤツ、会社が倒産して失業してるヤツ、心の病で今でも病院通いのヤツ、事故で亡くなったヤツ、そして自ら命を絶ったヤツ、ほんとこんな平凡に生きてきたと思える人生でも振り返ると
いろんなことがあったように思えます。

皆が確かにその一瞬、一瞬をそれぞれが生きてました。そしてこれからも・・・
ちょっとしたきっかけで、あの時の気持ちがやけに懐かしく思い出された職人魂でした。

しかし、しつこいですが、「もてなかったですね~・・・・」 しみじみ・・・(笑)

う~・・周りから「過去形にするな~!今でもだ~!!」と言われちまいました。(泣)

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2004年04月23日

ダイアモンドダストが消えぬまに

・・・・・というわけで昨日、このサイトを作っていただいたカンドウコーポレーションのニュー・オフィスにお邪魔し、社長の福原勘二さんことBOSSとたくさんのお話させていただき、夕方無事に出雲に帰ってきました。

まず、オフィスに到着するとほんと嬉しいスタッフの皆さんからの笑顔のおもてなしのお出迎えをしていただきました。BOSSなんてまだ私が外にいる時からオフィスの窓から両手を振って出迎えてくれました。ほんとやられてしまいました。(笑)

お昼をBOSSとご一緒させていただき、とっても有意義なお話をいっぱい聴かせていただきました。ほんと広島に出かけてよかったです。
そしてやっぱ「人」だってことを再確認して、両手で持ちきれないほどのこぼれ落ちるくらいの勇気と感動をいただいて帰ってきました。

「エッヂを立てる」
もちろん自分の仕事を特化し、どこにもない自分自身の価値を生み出していくことなんですが、それ以上に「人」にエッヂを立てることが大切だと痛感しました。もっと簡単に言うと、どれだけ「人」を好きになれるか!に今後当店のエッヂを立てていきます。

「おもてなしの心」
「人」を好きになり、その気持ちを具体的に表すことが「おもてなし」だとわかりました。具体的にその大好きな「人」のために、自分たちがどう実際に行動して「人」に伝えられるようにできるかをスタッフと一生懸命考えます。

「どきどき・わくわくのサプライズ」
もちろん自分たちも楽しむことわすれちゃいけないですよね。「人」が自分たちの仕事にどうしたらびっくりして、感動してくれるか! やられたー!と感じてもらえるのかいたずらっ子の気持ち持って、楽しみながら仕事していきます。

「思ったら、何はともあれ、実行!」
こうして書くこと、話すことは簡単!難しいのは実行すること!!受け売りじゃなくて、実行してこそ本当の自分の言葉となり、「人」に伝えることができます。「人」を好きになる気持ちから実行があり、そこからしか「本物」は生まれない!ことがわかりました。

「ともかくお店をきれいに!」
どんなのすばらしい、いい言葉を語ってもお店が汚れていたり、乱雑になっていたらその気持ちは伝わらないことに気づきました。そう、周りの小さなことに気配りできない人に「人」を想うことはできません。全てはささやかな小さなことから始まることに気づきました。そしてその気持ちがスタッフの気持ちとして揃った時から初めてお店として輝きはじめることがわかりました。これはカンドウコーポレーションのニューオフィスを訪ねるとほんとよくわかります。それだけカンドウのスタッフの心は揃っています。

「まずは身内より・・」
どんなにお客様のことを想っても、まずは家族やスタッフのことを想うことができなければ絶対お客様のことは想えない。これはほんと耳が痛かったです。今の自分に一番欠けていることです。「さあ!お客様のことを考えよう!」「おもてなしは大切だ!」と言っている私が実は家族やスタッフに対して「おもてなし」「サプライズ」の気持ち忘れてました。
これじゃー絶対に伝わりませんよね。自分にできないことを他人に強要してました。
たまたま、お伺いした日はカンドウの取締役チーフプランナーの河野由佳利さんの誕生日。ほんとすばらしいサプライズが計画されてました。ここまでやるか!という皆で命を懸けてのサプライズの連続だったみたいです。(笑) 残念ながらその場に立ち会うことはできませんでしたが、BOSSから計画の全容を聞いただけでも、スタッフを思いやる気持ちがヒシヒシと伝わってきました。ほんとまずは自分が変わらないといけないことに気づきました。この場をお借りして誓います。「まずは身内から!」をコミットいたします。

昨日、カンドウに行ってたくさんのことを学んで帰りました。BOSSやスタッフの皆さんから頂いた、たくさんのキラキラと輝いたダイアモンドダストのような気持ちが消えないようにしっかり心に染み込ませようとしている職人魂です。

さあ!まずは実行です!!
できることから丁寧に、でもこの気持ち失くすことなく永遠のダイヤモンドの輝きのようにいつまでも心の中に輝かせていきますね。


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2004年04月22日

DESTINY

本日、ちょいと広島まで行ってきます。
このホームページを作ってくれたカンドウコーポレーションの社長・福原勘二さんことBOSSに逢いに行くためです。
それも初めて一人で車を運転しての広島です・・・どうなることやら・・・
広島って、出雲と違っていっぱい車線があると聞いています。なんだか5車線があるとか、ないとか・・・54号線を信じて行ってきます。(笑)

昨年、ほんと不思議なご縁でBOSSと出逢うことができました。うちの奥さんが通っていた島根県の産業振興財団のWEBあきんど養成ジムでスーパーバイザーとして来ていて、その個別コンサルの時初めて出逢います。同い年でこんなに本気で自分の仕事のこと考えてくれた人、そしてはっきりものを言ってくれた人初めてでした。今までもいろんなアドバイスしてくださる方はいました。でもほんと具体的にそう、カッコいいカッコ悪いで自分の心に届くよう、伝わるようにわかりやすく言ってくれた人初めてでした。しかも同い年でですよ!

そして、今日はほんと久々のショッピングセンターの休日の日、あんまり、たいした用もないのに広島くんだりまで出かけて行くなんて・・・・(笑)
今までの自分であれば一人で広島まで、しかも人に逢うためだけに行くことなんて絶対考えられませんでした。
でもちょいと行って逢ってみたいと簡単に思わせてくれるんです。

そういう気持ちにさせるBOSSって・・・・
出逢いがあり、自分自身が変わったこと間違いありません。今までの自分は「こんなに苦労をしてきてほんと周りは・・・」なんて思ってました。ところがもっと苦労して、でももっとがんばって、しかも「人」の気持ち考えられ、自分の感性に響くヤツがいるなんて!
そしてそいつがいとも簡単に自分みたいなヤツに本気で話しかけてくれたんです。

ほんとビックリしました。「偶然と運命」の出逢い!

今そしてこれから、その出逢いからもっと素敵な出逢いと感動を感じます。
変わり始めた自分をもっと、もっと確かめたくて今日、広島に行ってきます。

張り切り過ぎて、台無しにしなけりゃいいんですが・・・(笑)
でもほんと素敵な予感にワクワク・ドキドキです。


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2004年04月21日

CARRY ON

早いもので、父親が亡くなって3ヶ月が過ぎようとしています。
ついこの間のような気がしていたんですが、気が付くと「えっ、もうこんなに経ったっけっ!」とほんとビックリするくらいの時間の流れの速さです。

この間たくさんのいろんなことがありました。
相続のこと、会社のこと、親戚のことなどなど、すべてにおいて責任を持って行動しなければならなくなりました。以前のように断れば済むようなことにも、ひとつひとつ、誠意をもって対処しなくてはならないのです。
ほんと父親がいるだけでどれだけ、自分自身がいろんなことから守られていたことをつくづく実感する3ヶ月でもありました。そう、寝たきりになってもいるだけで、たくさんのことから自分たち家族を守ってくれたことが今なら痛いほどよくわかります。

自分ひとりでは決められないことたくさんありました。
そんな時こそ、家族やスタッフのありがたさもよくわかります。問題自体は解決しないんですが、それを聞いてもらうだけでどんなに楽になったことか。
そこからまた、前向きな気持ちが湧いてきます。
そんな時こそ決してその問題に他人を巻き込むような行動や言動はしてはいけないとも学びました。
覚悟を決め、自分自身で立ち向かうことを覚えました。
決して逃げちゃダメで、相手に対して誠意をもって、そして自分の気持ちにも正直に行動をしていかなきゃと。

そう、必ず「人」のこと考えて行動しなくちゃと思います。相手の気持ちを考えた上でこちらの気持ちを伝えることとっても難しいです。
時には衝突もありますが、それを恐がっていては何もできないのです。
自分自身のしっかりした考えを持ち、それを相手に伝えることって、とっても大切なことだとも教えられました。
そしてその自分自身の考えが間違っていないか、感情的になっていないか、常に検証することが大切だと気づきます。バランスはとっても大切です。
そのためには「人の話を聴く」ことがとっても重要だと思いますし、話ができる人が周りにたくさんいることに感謝します。

そして、このサイトを作ったことをキッカケに相談できる友人がたくさんできたことがほんとありがたいと感じます。

これからもいろんなことがあるんだろうなーと思いながら、こういうことの繰り返しをしながら「人」として成長し、他人にもほんとの意味でのおもいやりができるんだろうなーと今ヒシヒシと感じています。そしてこの気持ち持ちつづけなきゃと。

私自身も少しづつではありますが、成長できたかな。と思う今日この頃です。
なんか今日はほんと徒然です。

「周りからはまだまだの声多し!」(泣)



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2004年04月20日

14番目の月

この一週間とっても気合の入ったひとつの仕事をしていました。
なんかこう言うとこの仕事のために日記が更新できなかったような感じで、言い訳みたいですね。(笑)

いつもお世話になっているとっても大好きな、そして大切な友人であり、お客様である方の依頼を受けて、ちょっと今までにない、細部にまでこだわった究極の仕事させていただきました。

ご依頼を受けたのは手作りの世界でただひとつのダイヤモンドリングです。
スタッフ皆でない知恵を搾り出し、あーでもない、こーでもないと話し合いデザインを決めさせていただき、ダイヤひとつづつに合わせて私がワックスを作りました。そして一番のこだわりは当店の宝石職人渡部正がダイヤモンドだけを最大限きれいに見せるため、ダイヤを留める爪を一本一本その石に合わせて極力小さく作り、細心の注意を払ってその石のかたちに沿うようにこれまた心を込めてひとつひとつ留めていきました。
もちろんダイヤモンドは予算の許す限り最高級のものだけを使わせていただきました。
ほんとやりがいのある、スタッフ一同が出来上がりを想像するだけで、ワクワク・ドキドキの楽しい仕事でした。

その作品が本日完成しました!

正確に言うとまだお客さまには納品させてもらっていないので、まだほんとの完成とは言えないんですが、当店にとってはほんと悔いの残らない、素晴らしい仕事ができたと感じています。
今日、まだお客様に手渡していないこの作品を皆で見てお客様がどんな顔してくれるかを想像してました。そしてデザインに、ダイヤモンドの輝きのこだわりに、ワックスの作りに、神経質なくらいの爪の細さに、心を込めた石留めに、それぞれ物語りが出来上がりました。
満足のいくジュエリーが完成して、そのお客様に手渡す前のなんとも言えないこの充実感はなかなか言葉に表しようがありません。
宝石工房KADAの気持ちは満月を前にした14番目の月なのです!

そしてもうひとつ、このリングに使ったダイヤの中のひとつに私の大好きなピンクダイヤを使わせてもらいました。
普通だと値段のはるピンクダイヤはなかなか使っていただけないのですが、友達のよしみといいましょうか(笑)無理を聞いてもらって、個人的に大好きなピンクダイヤを密かにセッティングさせてもらいました。ほんとワガママ聞いてもらって感謝です。

さあ、宝石工房KADAの歴史に残る作品の完成です!!

お客様がどんな顔してくださるか今からスタッフ一同、ほんと楽しみです!!!


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2004年04月12日

空と海の輝きに向けて

先週うちの長男の中学の入学式がありました。
そして今日から自分の足で初登校です。
友達と待ち合わせをして行くみたいなんですが、なんだか自分が初登校をするみたいでワクワク・ドキドキです。

ちょうど30年前のことなんですけど、その時のことよく覚えています。最初に上級生との対面式みたいなものが体育館であって、校長先生の話しを聞いている時、緊張のあまり貧血で倒れてしまい、保健室に担ぎ込まれてしまいました。(泣)
保健室で少し寝て、初めての教室へ戻る時、「もうカッコ悪くて、カッコ悪くて、そして情けなくて・・・」もうそのまま家に帰りたかったです。ほんと帰ってたらそのまま絶対不登校ですね(笑)薔薇色の中学生活が一瞬にして灰色となりました。(爆)

今となってはほんと楽しい思い出です。そしてそんな灰色の気持ち(笑)の中でも好きな音楽を聴いたり、本を読んだりしてワクワク・ドキドキしてたこと思い出しました。
その音楽や本の一場面に、自分を重ね合わせては空想の世界で、泣いたり、笑ったり、切ない思いをしたりしてました。今でもそうなんですが音楽の歌詞や本のひとつの言葉に感情移入すること得意です。もう曲が始まるとその場面にいます。そして頬を伝う涙・・・ほんと多感な時期があり、それをよくここまで引きずってきたものだと私自身感心する時が多々あります(笑)
でもそんな中学の多感な時期、いろんなことがありましたが、確かにあの頃の空と海だけは輝いていたこと覚えてます。
そしてまだ見ぬ世界へ憧れていました。

今、うちの長男は自分の中学の時より、たくさん夢と希望と友達を持っています。そしてその輝く未来に向かっての1歩を記します。ほんと親として嬉しい限りです。これから恐らく、たくさんの困難なこともあると思います。でもこの時の気持ち、持ち続け歩んで欲しいと思います。
そして間違えなく未来に向かって彼の空と海は輝いていることでしょう!

親バカですが嬉しい1日となりそうです。
そして自分も息子に負けないよう、あの頃の空と海の輝きに向けて、今日からまた新たなチャレンジをします。


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2004年04月08日

あの頃のまま

一昨日、私宛に桑沢デザイン研究所同窓会の会報が届きました。
OBのがんばってる仕事やイベント、セミナーの案内がたくさん載っていて、ほんと元気が出てきました。負けずに仕事しなきゃ!

恥ずかしながらこれでも私、デザイナー志望の頃がありました。(笑)
たしか、27歳の頃だと思うんですが、当時ジュエリーメーカーの営業をしていて、バブルの真っ只中で、今となっては信じられないくらいに宝飾品が売れていました。
お客様のほとんどがそのジュエリーの本当の良さをわからずに買っているんです。なんとなく皆が持っているから、有名なブランドだから、安いから、中身でなくケースがかわいいから・・・などなど何が何だかわからないんですけど売れてました。
もともと値段わかり難いものなのですが、私自身もジュエリーの本質がわからないままなんとなく売っていたのがほんとのところです。

でもその時これじゃいけないと感じたのは確かです。
デザイン、そう「かたち」の本質を知りたくて桑沢デザイン研究所の夜間部のプロダクトデザイン科を目指します。夜間部なんですが競争率が3倍くらいでなかなか入れない学校でした。女子美出身のうちの奥さんにデッサンと平面構成と色構成を一生懸命習って受験対策をしたこと。その時の受験の小論文でバブルの日本と衰退するうちみたいな修理を専門としてきた時計店のことを対比して、当時の日本人の「もの」の見方、捉え方、ほんとに大切に愛すべき「もの」とは!と書いたことを懐かしく思い出します。(笑)

おかげさまで入学が決まり、会社をやめ、昼間はジュエリー制作工場でバイトして夜は学校へ通う生活が始まります。課題に追われ忙しい日々でしたがほんと心から楽しく充実した時期でした。
残念ながら、どうしても出雲に帰らなくてはいけない事情ができ中退となるのですが、この頃の経験が今の自分のベースになったのは間違えありません。

その時学んだことのひとつに、「デザインは20代までの自分と今の自分とのキャッチボールだよ。」とある先生から教えてもらったことがあります。
「もの」の見方、捉え方が形成される若いうちにたくさんの経験をし、それをデザイン仕事の中で人と交わり熟成させなさいということなんですが、当時27歳だった私には衝撃的な言葉でした。ガ~ン(笑)
 でも今43歳になってその意味がもっとよくわかります。
20代までの経験とはデザインに限らず、人間的な生き方に対する経験だと思います。「人を思いやる気持ち」とか、もっと言うと「人を傷つけちゃいけない」とか、「自分と他人は考え方が違う」とかを身をもって経験しなさいということだったと思います。デザインの技術的なことはいつでもやる気さえあれば学べ、その時々で変化するもので、その都度、20代までの自分とのキャッチボールを続けて、「自分のデザインとして」仕事していくものだということがわかります。

ほんと桑沢デザイン研究所ではたくさんのすばらしいこと学ばせてもらいました。
そして今でもあの頃の気持ちに戻れることに嬉しく思います。

そういえば、その先生「料理のできないやつに、デザインの仕事をやる資格はない!生きるうえで、一番根本的な食べることに興味を抱かないやつにデザインはできない!!」と豪語してました。

ハイ!今でも私、味噌汁うまくできません(笑) ほんとあの頃のままです。



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2004年04月02日

経る時

先日、日本経済新聞に建築家の安藤忠雄さんの記事が載っていました。
そこには「失敗を恐れては挑戦できない」「緊張と必死の努力が創造を生む」と書かれていました。事実、安藤忠雄さん自身もこれまで、世界中の建築コンペに参加し、勝つことはめったになく、まさに「連戦連敗」だったそうです。
しかし失敗しても力の限り打ち込めば悔いは残らないし、結果は出なくても自分の力として蓄えられ、その失敗の過程を勉強することにより、より新たな創造が生み出されてくるとも述べられていました。

ほんと私自身もそう思います。今までの自分を振り返っても、「連戦連敗」の道程でした。
学校、運動会、クラブ活動、受験、就職、仕事と・・・振り返って考えるとほんと負け続けでした。(笑)  でもその負けがあったから今の自分があり、仕事があります。そして今のスタッフとも知り合います。
スタッフには怒られそうな言い方で悪いかもしれませんがある意味、宝石工房KADAは負け組みの集団です。(誇)
それぞれが言うに言えない?いろんな経験をしてきました。(爆)

最近その負けたことの経験の大切さに気づきました。たくさんの失敗やクレームからほんと得るものがたくさんあったことに気づき、その過程、プロセスにこそ新たなやりがいや、創造が潜んでいると思います。

この気づきにより、宝石工房KADAは「負け組」から今、「価値組」を目指します。
この「価値組」はBOSSこと福原勘二さんに教えてもらった言葉です。これからは「勝ち組」ではなく「価値組」の時代。そこにはどこにもない、きらりと輝く個性と本気の「心」があり、これだけ多種多様なニーズと個性の時代を生き残るキーワードにも思えます。

宝石工房KADAではそれぞれが担当した目標にむかって、そこに行き着くまでの過程をどうしたら楽しめるだろうといつもスタッフ皆で話し合っています。

その過程にこそほんとの仕事の意味があると思います。今も慌しく時間は経っていきます。
「結果がどうだったか」じゃなく「そこまでどうしてきたか」という経てきた時間と経験がほんとはすごく大切だと思い始めた職人魂です。

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