2004年06月の投稿

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2004年06月28日

3日間の合宿

先週の金曜日から今日までうちの奥さんが実家に帰ってました。
こう書くとまた喧嘩したんじゃないの!と言われそうですが、今回はお義母さんの70歳のお祝いがあり、娘と母の女どうしでの帰省でした。
そこでうちに残されたのが小3と中1の息子と私。おこづかい1万円を渡され合宿生活をしました。(笑)
うるさい2人がいないことに気をよくして初日の夜に焼肉屋に行き、そこでおこずかいの大半を使ってしまい、その後はまさにサバイバル生活となりました。(笑) この計画性のない使い方は誰に似たのでしょう・・・・

でも日頃、あまり子どもたちと話す機会がない私はこの3日間、ほんといろんなことを話し合ういい機会となりました。
中3の息子は今、新撰組に夢中で、夏休みには京都にうちの男3人で行く計画で盛り上がりました。親としてビックリするくらい、新撰組のことを勉強していて、自慢げにそのことを話す口調はほんと大人そのものでした。
小3の息子はゲームのことしか頭にないかと思っていたら、実は「怪傑ゾロリ」の大ファンでおこずかいを少しづつ貯めて、シリーズを買い揃えているそうです。寝る前には必ずそれを読んで寝るそうです。そう、私はほとんどこの子が寝てから帰宅するのでそのことすら知りませんでした。今回はその本を一日一冊読むまで私も寝かせてもらいませんでした。(笑)

ここんとこ仕事に夢中で子どものことをお母さんまかせにしていて、ほとんど関わっていませんでした。
そしてこうして、男同士で3日間、食事を作ったり、遊びにでかけたりして、子どもたちの成長に驚かされました。そしてお母さんがいないなりに皆でがんばってお手伝いしてくれました。
小3の子はお風呂掃除に布団の上げ下ろしを一生懸命自分の仕事としてやってくれました。
中1の子は弟のこと、とってもよく面倒を見てくれました。
そして3人でワクワク・ドキドキの話たくさんしました。
とっても楽しい3日間の合宿でした。

なんだかこうした日常のささやかなことがすごく幸せと思う今日この頃です。
「さあ今日はお母さんが帰ってきますよ!」

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2004年06月24日

うれしい一言

またまた先日の「yoshinbコレクション」でのエピソードです。
おかげさまで、たくさんのお客様にご来場していただいたんですが、その中の一人のお客様とyoshinobのジュエリーの話で盛り上がりました。
そのお客様は以前から当店のyoshinobのジュエリーの大ファンで、先日も東京へ出かけた折に六本木ヒルズのyoshinobの本店にわざわざ行ってみたそうです。そう、東京・名古屋・大阪の一流デパートに展示してあるほか、東京の六本木ヒルズに唯一の直営店があるのです。
そこではyoshinobの作品すべてが見られます。そしてお客様も欲しいものがたくさんあったそうです。

その話題からお客様の一言が、
「六本木ヒルズでたくさんのyoshinobを見させてもらったけど、やっぱり購入するんだったら加田さんのところで買いたいと思ったの。ほんとはその時、すっごく欲しいものがあったんだけど、それを我慢してこの展示会を楽しみに来たのよ!」
この言葉に感激しました。
同じものでありながら、しかもたくさん見られるところよりもやっぱり加田で買いたいとお客様に言っていただいたことに感動してしまいました。
「ここまで当店のことを思っていただけるなんて、ほんとありがとうございます。」

宝石はもともと値段があってないようなもので、歳月が育てた地球からの素敵な贈り物と言われます。希少さゆえに非常に高額となることもあります。また作りの技術によってもかなりの価格差が生じます。
その宝石の商売の基本となるのは人と人の「信用と信頼」しかありません。いかにいい宝石であってもお客様とこの関係ができなければ売ることができません。
よくお店に「宝石をもらったので値段がいくら位するものなのか、見てもらいたい」とのご依頼がきます。
そんな時、一番最初にお聞きするのは「贈られた方がその宝石をどこでお買いになったか」です。わからない場合は保証書などを探してもらいます。もちろん品質も見させていただきますが、宝石の場合それがどこから出たものかが非常に重要で、もっと言うと誰からお買いになったものかで価値が決まると言っても過言ではありません。
宝石の価格の評価は同品質であっても、売るお店によってかなりの価格差があり、それを見極めることは非常に難しいものです。
ですから、まずはどなたからお買いになったかで、だいたいの値段と品質の見当がつきますし、それだけ出所が大切なわけです。

お客様からの「同じものだったらぜひ加田さんで!」と言っていただいた一言からもそのお客様との「信用と信頼」の絆の深さに感謝、感激しました。
そういえば、横浜在住の私の友人もyoshinobファンなんですが、わざわざ帰省の時に買ってくれたんですよね~。「Tさんありがとね~」
商品より、まず当店で信用して! という選択をしていただけたお客様のことを誇りに思います。
そう、うちの一番の自慢は商品でも技術でもなく、今お付き合いいただいているお客様なんです!!!

そのお客様から「信用と信頼」を頂き、それに応えるべく、ひとり、ひとりのお客様に当店のでき得る精一杯の「感動と感謝」を言葉にして、かたちにして、お返ししていこうと思います。
「宝石工房KADAから出たものだからきっといいジュエリーよ!」と誰が見ても言っていただけるように、これからもスタッフ一同で一生懸命たくさんの素敵なジュエリーを紹介していきますね。

なんだか取り留めの無い文章になってしまいましたが、
要は「モノ」より「人」を選んでいただき、単純に何だかとってもうれしかった職人魂でした。


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2004年06月22日

おかげさまの通信簿

夏 彩展 「yoshinob」コレクション おかげさまで盛況に終えることができました。
台風前の蒸し暑い最中の展示会にもかかわらず、たくさんのお客様に「yoshinob」
コレクションを見ていただき、スタッフ一同ほんと感謝しています。

展示会を終えてスタッフと協力していただいたメーカーの皆さんと反省会をしたんですが、「ほんと展示会は日頃のお付き合い、そう、『お客様のことを、どれだけうちのスタッフが思うことができたか!その思いを伝えることができたか!!』の通信簿のようなものだよね。」という話で盛り上がりました。
その昔、通信簿を親に見せるのがいやでいやで、こんなものこの世から失くなればいいと思っていた私自身から通信簿の話がでてくるなんて夢にも思いませんでした。(笑)

宝石の展示会の売り上げは水物です。高額なものが売れればイッキに売り上げは上がります。でもそれは天の神さまが決めること。(笑) 
ただ、展示会に見に来てくださるお客様の人数はスタッフの力です。どれだけその思いを一生懸命伝えたか!です。
今回の展示会はたくさんのお客様に来ていただくことができました。そしておかげさまで当店が目標としていた売り上げも上げることができました。

「ほんとおかげさまです。そしてありがとうございます。スタッフ一同、たくさんのお客様のご来場に感謝しています。」

売り上げがあったからそう言えるんだと言われそうですが・・・でも一番嬉しいのはたくさんのお客様に「yoshinob」コレクションを見ていただいたことです。そう、予想以上にたくさんのご来場があったことがスタッフの一番の喜びとなりました。この不況の中、宝石展示会なんて・・・でも開催すること、そう継続することが一番大切!と臨んだ展示会でした。内心ではスタッフ一同、厳しい展示会となると感じていました。
そんなムードの中で、たくさんのお客様のご来場!もう皆で涙が出そうでした。

そして日頃の1人、1人のお客様への思いの大切さを痛感しました。
当店のお客様をどれだけ思ったかの通信簿が展示会でのご来場の人数です。そしておかげさまでと思う気持ちこそ、また次の展示会へのエネルギーとなります。

この気持ちはこうしてお店でそしてインターネットで少しづつではありますが繋がるいろいろな方との出逢いやご縁ができるほど、そのひとつ、ひとつがほんと大切にそしてありがたく、嬉しく思います。
最初このホームページを始める時は当店の仕事をひとりでも多くの人に知って欲しいということを1番に思ってました。もちろん今もその気持ちに変わりはありません。・・・
でもこれだけははっきりとわかりました。
今、当店が一番大切にしなくてはいけないことはひとり、ひとりのお客様との繋がりとその方への思いです。そこから少しづつ伝わっていけばと考えています。
そう、あせらず、ゆっくり、丁寧に。
いつでも「おかげさま」と思える気持ちを持って過ごしていければと思います。

そしてこの展示会ではスタッフがひとり、ひとりのお客様のことをどれだけ思えたか、そして伝えられたかを再度確認することができました。
もちろんいろんな都合でご来場できなかったお客様もたくさんいらっしゃいます。作品の好き嫌いもありますし、タイミングもあります。
でもまたぜひ、気軽にお店に寄っていただきたいと思います。
そしてその素敵な繋がりを一生大切にしていきたいと思う職人魂でもあります。


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2004年06月19日

yoshinobコレクション

今回はちょいと宣伝です!
本日と明日の19日(土)と20日(日)の2日間
出雲市郊外のレストラン「ビストロ・ヴルーテ」で
宝石工房KADAの展示会「夏 彩展」を開催します。
当店のメインブランド「yoshinob」コレクションが勢ぞろいする展示会です。

片岡義順が作るオリジナルジュエリー「yoshinob」 
http://www.yoshinob.com

数ある日本の宝飾メーカーの中でもこれだけオリジナル性があり、細部にまでこだわった作りの作品は他にはありません。
彼の作品には海外の一流ブランドにも匹敵する個性があります。
そう、一目見ればその作品が「yoshinob」であることが、一度その作品に触れた人であれば必ずわかります。
そしてアンティークを基本とした作りと彼のデザインのオリジナル性の出逢いは誰にも真似の出来ない素晴らしい作品を生み出しました。
この作品だけは当店でも作ることができません。
ほんと私もその作品を初めて見た瞬間からその大ファンとなりました。

現在、山陰地方はもとより、中国地方でも「yoshinob」コレクションが開催できるのは当店だけです!
六本木ヒルズに直営店を構え、いろんな雑誌にかなり紹介されてきてます。また、東京を始めとして都市部のデパートからの出店のお誘いが後を絶たないようです。

今、宝石業界注目度ナンバー1のブランドをぜひご覧ください。
そう、本物の宝石を皆さんに見ていただきたいと思います。
2日間の「yoshinob」コレクションぜひご来場お待ちしています。


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2004年06月16日

伝えることの大切さ パート2

以前、宝石を母から子へそして孫へ伝えることの大切さを書かせてもらいましたが、今回は同じ伝えるでも相手に伝えることの難しさと重要性に痛感させられられることがありました。

先日、参加させていただいたハー・ストーリィさんの日野佳恵子社長による「クチコミュ二ティ勉強会」でとてもたくさんの気づきを頂きました。早速、スタッフで話し合い、出来る事から確実に実行しようと思いました。
その日野さんからこだわりの職人魂溢れるサイトやお店を紹介してもらいました。

凄過ぎでした。全てがとにかく徹底的にこだわりのお店でした。ホームページの出来がいいとか、お店がかっこいいとかじゃなく、そう、お店自体がこだわりの塊です。そして何より私をビックリさせたのはその表現力です。どのお店にも一番最初にうちはこうだー!という意思表示がしてあるんです。そう、日野さんが言う「一本」が立っているんです。しかもどのお店にもお客様が一目で見てわかりやすい表現で、具体的にお客様の心に届くようになんらかの方法でその特徴が書き記されていました。

お客様にわかりやすい徹底的なこだわり。こだわりながら価格がお手頃な理由。こだわりのデザインを画像でストレートに見せる。決して自分のスタイルを変えない普遍性が生む信用と人気、そして憧れ。こだわりがシンプルでお客さまにわかりやすいこと。地域に根ざしたこだわりで地域の人が自慢するお店。それぞれのお店のこだわりが非常にわかりやすくシンプルに表現されていることにびっくりしました。

当店はリフォーム価格を18,900円とジュエリーリフォームとして破格の価格で表示してますが、その理由と、どうしてその値段で私がリフォームしたかったのかを表現していませんでした。デザインの提案が少なすぎます。などなど、まだまだ考えなければいけない気づきがたくさんありました。
これをスタッフとまた話し合いしっかり自分たちのものにしていこうと思います。

日本にはまだまだこだわった素敵なお店がたくさんあることがわかりました。そしてなんだか少し元気と勇気が出てきました。この日野さんに紹介していただいたお店に負けないように宝石工房KADAも一歩、一歩確実に進化していこうと思います。
継続は力なりです!
カメのように歩みは鈍いかもしれませんが、少しでも前へ前へと進みます。
そしてお客様に「こだわり」をわかりやすく伝えることの大切さを心に染み込ませた職人魂です。


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2004年06月13日

宝石工房KADAの一本とは!

一週間ぶりの職人魂の更新です。

実は3日前から足のつま先が痺れ、感覚がなくなってきてたんで「ちょっと疲れがたまったかな?」と感じていたのですが、昨日は店内でお客様と話をしていたらなんと今度は手の小指の先と顔の頬がピクピク痺れてきたんです。「こりゃなんだかやばい!」気配が・・・これは星 飛雄馬の破滅の音では~!まだ矢吹 丈のように白い灰にはなれない!(爆)
私の父も42歳のとき脳梗塞で倒れているし、その時はなんとか一命をとりとめたんですが、私の脳裏にいやな予感がよぎります。こりゃ病院行かなきゃです。
結果、腰痛と肩こりによる神経の圧迫の痺れでした。要するに年齢と運動不足そして同じ姿勢での連続作業、そうワックス原型の制作の根を詰めすぎが原因でした。痺れはなかなかとれないみたいです。しばし病院通いとなりました。(泣)
あと、パソコンにむかい過ぎとの声多し!「のぼせすぎだがね~」(大泣)

なんだか心にすきま風が「ひゅう~、ヒュウ~、ひゅるりら~~」初夏だというのにこのむなしさは・・・・

皆さ~ん、体調にはぜひお気を付けくださいね。規則正しい生活と適度な運動をしましょうね。
何事も健康第一です。ハイ!

気を取り直して。
先日、広島の株式会社 ハー・ストーリィーさんの仕事の学校「クチコミュニティ勉強会」に参加させていただきました。テーマは「自社の独自性をつくり、一本立てる方法」です。
ハー・ストーリィの社長である、日野佳恵子さんが自らお話されるセミナーで、ほんと期待していきました。そして期待以上の心に響くすばらしいセミナーでした。
噂の「日野マジックです!」学ばせていただきました!
全国各地からたくさんの参加があり、一時間以上も予定の時間を越えての白熱した時間となりました。そしてその後の交流会でも素敵な出逢いがたくさんありました。
詳しくは http://www.herstory.co.jp/gakkou/index.htm まで。

社長の日野佳恵子さんとは昨年このサイトが誕生するきっかけとなった島根のWEBあきんど養成ジムの講師をされ、その講演を聴いたうちの奥さんからのご縁で今回のセミナーの参加させていただきました。
まずハー・ストーリイーさんにお伺いして感じたことはスタッフの方の明るい応対と元気さです。やっぱ伸びてる会社は空気が違います。そして担当の中村さんをはじめとして、ほんと温かい「おもてなし」を受け、とっても嬉しかったです。セミナー後の交流会もたくさんの異業種の方とお話をさせていただきました。普通にしてたら絶対にお逢いできない方たちからそれぞれの仕事に対しての思いをお聴きし、感心させられました。ほんと楽しいひと時でした。

日野さんのお話を聴かせていただき、当店の独自性、どこにも負けない一本を再度考える良い機会となりました。セミナー後の一昨日、オールスタッフ(といっても4名ですが)でセミナーの報告とその内容に対してのミーティングを行いました。そこでまとまった意見はまずは初心に戻って、その一本をお客様に向けよう! そしてお客様に「感謝」をし、それを「おもてなし」で表そう! ワクワク・ドキドキする素敵な「感動」を伝えよう!でした。「今までもうちがしてきた何より一番のことだし、これからもその思いを続けていくことだよね。」そこからまずは皆が誇れる一本を立てようと話し合い、スタッフの心が揃いました。

ここから日野さんから学んだことが実際に行動でき、少しづつでも成果に繋がればと思います。まずはこの気持ちから再度出発します。

たくさんの気づきをいただき日野さんにはほんと感謝です。「ありがとうございます。」
必ずや「日野マジック」をうちのお店のものにし成果をあげたい職人魂です!



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2004年06月06日

人の気持ちがわかるということ

よく私はうちの子ども達に「人の痛みがわかる大人になりなさい」と言っています。
相手の気持ちを思いやれる人、その立場に立って考えられる人に自分自身もなりたいと思っています。
でも本当はその思いやりや、立場に立ってどう行動に起こすかが大切だということを最近痛感しました。
思ってはあげられるんですが、そう、思うだけじゃだめなんです。どう行動できるかが大事なんですよね。
相手のことを思うあまり? ついついその場しのぎの甘い言葉をかけてしまいます。本質から逃げている自分がいます。問題はそんな慰めの言葉じゃなく、ほんとは相手に対して厳しいことを言わなくてはいけないことわかっているんですけど、そしてそれがほんとの相手のためだということも・・・でも衝突を恐れるあまり、その真意が相手に伝える自信がないために・・・つくり笑顔の自分がいます。

相手がどう見てもこりゃマズイという状態なのにほんとのこと言えません。そのことによって相手が傷つくのを恐れるあまり、そしてそれ以上に自分が傷つくことを恐れて・・・

ん~!自分の弱さがほんと表れてしまいました。こういう流れになると「なるべく人とかかわりたくない。自分は自分!他人は他人!!」と考えてしまいます。そして「人」を選び始めます。面倒なことから逃げ始めます。楽なこと楽な人に流れます。その関係を繕うため自分を作り始めます。ウソを平気でつき始めます。そして気づくとまた一人になっています。

おっと悪いスパイラルに陥りそうな気配です。
こんな時こそ笑顔で、お客様に接しよう。はにかみ笑いでなく、一生懸命のせいいっぱいの笑顔になりましょう。
お客様のリフォームのためにせいいっぱいの仕事をしましょう。いまの自分の一番大好きな、得意な、誇れる仕事です。
お客様に感動を伝えましょう。こんなに素敵な指輪となりましたよ。そこにはお客様と私たちのいろんな大切な想いが詰まってますよ。

ほんと人を思うこと難しいと思います。でも自分が元気でないと他人なんて絶対思えません。いろいろ悩むことはまだまだありそうなんですが、まずは笑顔で元気に人に逢える自分でなくちゃ!と思います。

なんだか取り止めのない文となってしまいました。人を思うこと難しいです。そしてまだまだどうしていいかわかりませんが・・・・・

昨日このサイトの第1回感動ドキュメントに登場していただいたブティック・スマイルのオーナー 竹下智子さんに久々にお会いしました。忙しそうでお話できなかったんですがその笑顔にパワーもらいました。そう、どうしてブティック・スマイルと名づけたのかを思い出しました。「どんなに辛くても店の名前はスマイルじゃない!だから、絶対に笑顔だけは忘ないでしょ!!」でした。
「智ちゃん、ありがとね」


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2004年06月02日

伝えることの大切さ

さあ!6月に突入です。 ふっ、と気づくとほんと時の流れの速さに驚かされます。

おかげさまで、このサイトを持ってからリフォームの仕事が少しづつですが増えてきました。なんと先月は昨年の同月期に比べて2倍の点数のリフォームをさせていただきました。ほんとスタッフ一同うれしく思います。そして当店を信頼して大切なジュエリーを託してくださったお客様に感謝します。それに応えるべく皆で心を揃えて、気持ちを込めてリフォームさせていただいています。

その中で、先月はたまたま同じような指輪を2点リフォームさせていただきました。
とっても印象に残る仕事となりました。

その指輪は昭和20年代の人造ルビーの指輪です。そういわゆるイミテーションのルビーの指輪です。当時、まだほとんど宝石と名の付くものがなかった頃、枠だけ18金の、そうあのひし形の少しおもちゃのような、でもなんとなく懐かしい気持ちがする指輪です。
この指輪は以前からけっこうリフォームさせていただく機会が多く、この職人魂でも何度か書かせていただいたことがあります。
イミテーションルビーには価格的な価値はほとんどありません。でもたくさんこうしてリフォームさせていただけるにはその指輪を買った時の時代背景にあるようです。
偶然、お客様の2人は昭和20年代に青春真っ只中で、初めての初任給で自分にご褒美でお買いになった指輪でした。
「イミテーションで価値がないのはわかっているの。ほんとおもちゃみたいね。でもね、加田さん。私が今の時代と違い、ほんと物が無い時代に初めてのお給料で清水の舞台から飛び降りるみたいな気持ちで買った初めての指輪なのよ!」とお客様が笑いながら話してくれました。

1人の方はその指輪を優しいシンプルなプラチナのペンダントにリフォームさせていただきました。
お客様は楚々としていてシンプルな装いが得意な方で、そのイメージを生かし指輪の透かしの模様の石座の部分を残し、その石座ごと包み込むような柔らかな曲線のデザインのペンダントにさせていただきました。一見、プラチナを使いシャープでモダンなデザインなんですが、そのもともとの透かしの石座をわざと残してクラシックな落ち着いた雰囲気が出せたのがほんと嬉しい仕事となりました。

もう1人の方はブルガリ風のイタリアンスタイルのカッコいいリングにリフォームさせていただきました。
お客様はとっても明るくて華やかな雰囲気のある方で、茶目っ気たっぷりです。わざと指輪の石を横向きに使い、石を目立たせて18金でシンプルなんですが存在感溢れるリングにデザインさせていただきました。横には大胆に透かし模様を入れて、オリジナルだということを他の人が見ても一目でわかるようにしました。もうまさしくイタリアのマダムです(笑)

この二つの作品は必ず後日、このサイトのリフォーム例で詳しく写真入りで紹介しますね。

でも一番印象に残ったことはお納めする時、2人ともお嬢さんを同伴され、私にお話されたように当時のお話しされて、そして嬉しそうにお嬢様「いいでしょう!」と自慢してくださったことです。

お客様の思い出をかたちに封じ込め、そして次の世代に継いでいける仕事をさせていただけたことを感謝いたします。
そして何より伝えることの大切さをお客様から教えていただきました。

あの時のお客様の笑顔はお嬢さんも私も一生忘れないでしょうし、きっとその時のことを語り継いでいただけると信じています。


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