2004年08月の投稿

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2004年08月26日

行者橋

先日、うちの息子たちと京都へ行ってきました。長男の歴史の自由研究で新選組の歴史を学ぶための旅行でした。
2日目に、と言っても帰る日なんですが、いちおう京都に来たんだから新選組の史跡だけじゃなく京都らしいところへ行ってみようということになり、清水寺、八坂神社、知恩院に行ってみました。あいにく、清水の舞台は工事中でしたが、それでもお土産屋さんがたくさん並んでいて、子どもたちは大喜びです。

私も京都へ行ったら、ぜひ一澤帆布さんのリュックかばんを見に行きたかったので・・・ちょっとミーハーかもしれませんが(笑)、知恩院から白川沿いに歩いてそのお店へ向かいました。

このあたりの白川沿いは柳のみどりがとても目に眩しく、ほとんど観光客もいなくて、ほんとのどかな京都の風情が伺えます。白川の流れもとても美しく透き通って輝いていました。
その川沿いを歩いていくと、ひとが一人通れるくらいの手摺りもなにもない石の橋が架かっていました。幅が70センチくらいの平均台のような石の橋です。バランスを崩したらそのまま白川に落ちてしまいそうな感じです。
この橋をうちの息子たちが見過ごすハズはありません。まるで遊び道具のようにして喜んで渡っていました。この橋がちょうど商店街の入り口に架かっているものですから、地元のおじいさんやおばあさんまで平気で渡っています。ほんと狭い橋なんですが頻繁に人の往来があり、どちらか一方が渡りきるまで片方はその袂で待ってなくてはいけません。こういう昔の石の橋が今でも日常使われていること自体に京都らしさを感じました。
今回の京都の旅で一番印象に残ったのがこの白川にかかる石橋の風景でした。

後日、出雲に帰ってからネットでこの橋のことを調べてみると次のようなことがわかりました。
知恩院の古門前に近い白川に架かる古川町橋は通称「行者橋」と言い、その呼び名は比叡山・延暦寺の荒行である千日回峰を行う行者が京都の町々を巡る「京都切り廻り」の行の時にこの橋を最初に渡るためその名が付けられたそうです。
街の中の石橋ひとつにも謂れや歴史がある京都の奥深さに感心しました。その橋の風景を思い出す度に、比叡山の千日回峰を目指す行者が橋を渡る姿さえ想像してしまいます。そして自分自身もその狭い手摺りもない一本橋を渡ったことから、何ひとつ不自由なく安心して暮らす今の自分の生活を少し考えさせられました。「もっと、あたりまえに思うことに感謝をしなければ!」と。
そして何よりその行者橋にたどり着けたことに不思議なご縁を感じました。
ほんと恐るべし京都の街です。

この橋を渡って一澤帆布店にかばんを見に行ったんですが、店内は観光客でごった返していました。ほんと身動きとれないくらいでした。でもそこのほとんどのお客様はタクシーで来てタクシーで帰ってしまう感じです。
これもまた京都なんですよね~(笑)

あっ、でもリュックひとつゲットして帰りましたよ!今、通勤カバンに使ってます!!
これも後から聞いた話なんですが、戦後3人目で9年がかりで千日回峰を達成された塩沼亮潤住職が行の間ずっと愛用されたのもこの一澤帆布のカバンだったとのことです。

なんだかこのまま行者になってしまいそうな私です。最近頭も坊主だし・・(笑)



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2004年08月21日

おもてなし

昨日から「夏のお疲れを癒します。『おもてなし』の6日間」と題したイベントを実店舗で開催しています。今月の25日までの期間限定のイベントです。

うちの奥さんの友人で、いまやスタッフ全ての友人でもある、昨年の「Webあきんど養成ジム」で知り逢った健康食品販売のハッピーライフ http://www.myhappylife.jp の野上美和さんにお願いをして夏の疲れを癒すおいしいお茶「百年茶」と自然素材を使ったオーガニックケーキ「クルミのパウンドケーキ」を用意してもらいました。
また、こうしてせっかく野上さんに心を込めて用意していただいたお茶とお菓子をそのままお客様に出してはもったいないと思い、加田の家にある昔の漆の八角のお盆の上に、これまた古い絵付けされた小鉢かそば猪口にお茶を入れ、漆の菓子椀にケーキを載せて、小さな緑の葉っぱを脇に添え、お客様にお出しさせてもらっています。
ほんと我ながらカッコイイお茶の出し方だと思っています。

このイベントをしながら「おもてなし」ということについて考えさせられました。確かにおいしいお茶とお菓子をお出して「ようこそいらっしゃいました。」と言うのもおもてなしには違いないんですが、そこに「心」がなくては絶対おもてなしにならないことに気づきました。お茶の世界で言う一期一会です。心からお客様が来てくださったことを喜び、感謝すること、そして心からの笑顔で「ようこそお出かけくださいました。」と言えることこそほんとのおもてなしだと思います。その心があれば、後はどうしたらお客様に喜んでいただけるかが具体的に頭の中に浮かんできます。

私自身、決算後も言葉ではわかったような振りをして、今のままではダメだ自分自身の考え方を変えなくては!と言いながら、やはり売上のことばかり考えていました。そして悩んでいました。
今回のイベントを通して、まずはお客様に対して自分たちなりに精一杯の気持ちでおもてなしするということが、いかに大切なことであるかということに気づきました。
そう具体的にどうすればいいかが少しわかってきたような気がします。そして何よりお茶やお菓子をお出しすることが楽しいんです。無心と言うんでしょうか、ただ、ただ来ていただいたお客様に今の加田のできる精一杯で野上さんのところのお茶とお菓子を味わっていただき、喜んでいただけることに感謝しています。
そしてなんだか楽しい気分に今なっています。

うちの渡部と今朝も話していたんですが「こういう気持ちを思い出させてくれるキッカケを作ってくれたのは野上さんのケーキだよね。」って、損得とか儲けとか関係なくうちのお客様のために作ってくださったケーキほんとに美味しいです。そして渡部曰く「野上さんのそんな心が込められとるケーキだけん、おいしいんだわ~。」
ほんと私もそう思います。そして野上さんに感謝します。

この感謝から湧き出る「おもてなし」の気持ちを忘れずに、また少しづつ仕事がしていければ今は言うことなしです。
こうして少しづつ忘れてたことをまた取り戻しつつある、でも最近ほんと忘れっぽい職人魂です。
「歳のせいにするな~!」と回りからは言われています。ハイ!(笑)



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2004年08月17日

京都旅行始末記

日記が京都旅行から途切れてしまいました。
ほんとスミマセン。加田家の男3人が京都で神隠しに!・・・噂になった?ようです。(笑)

京都から無事、帰ってきてますよ~。ほんと楽しい旅でした。そしていろんなハプニングも起きました。今日はそのご報告です。長文お許しを(笑)

まず、最初に朝の5時の出雲発、特急やくもに乗車し岡山に向かうために家を4時半に出て歩いて駅に行きました。男3人リュックサックを背負って、朝まだ日が昇らぬうちからニコニコ話をしながら駅に向かいます。まさしく映画の「スタンド・バイ・ミー」の世界です。途中のコンビニでお菓子とジュースを買い、ちょうど発車5分前に改札に到着し、切符を出したのですが、なんと乗車券が一枚足らないんです。かばんのあちこちを探すのですが見当たらない!そうこうするうちに発車のベルが・・・・幸い往復券で買っていたので帰りの乗車券があり、改札の駅員さんもとっても良い方で、「ともかく乗って車掌さんに相談してくださいね」と言っていただき乗せてもらうことができました。
昨夜、確かに長男に切符の確認を頼み、間違えなく3枚あることを確認したはずです。正に狐につままれた状態です。「なぜ、切符が一枚足らないんだー!」????
車掌さんに相談したところ、「岡山の精算窓口で相談してください」とのことで、不安なまま岡山駅に到着し、精算窓口に行きました。そこで私たちの切符が往復券で購入していて、それも3人が連番の同じチケットだったことが幸いして、通常なら再度、乗車券を買わなければいけないそうなんですが、特例ということで京都までこのまま乗せてもらうことができました。ほんとありがたかったです。
京都に到着して、家に電話したら昨夜、長男が切符を確認していた椅子の下から乗車券が発見されました。(泣)ほんとに、もう~~!

でも、せっかく京都に来たんですから、そんなことで落ち込んではいられません。早速、新選組の史跡を巡る観光に出発です。
「伊東甲子太郎暗殺の現場」「西本願寺」「島原大門」「輪違屋」「角屋」と歩きます。ここで兄弟げんかが始まります。「おにいちゃんばかり写真に写って、不公平だ!」と次男が怒りはじめます。ほんとライバル心が旺盛と言いましょうか、さすが末っ子です。やっぱり自分も京都に来たことを認めて欲しいみたいで、それから帰るまでずっと、「お兄ちゃんのためだけに京都に来たんじゃない!」と言い続けてましたよ。(笑)

そこから今回の観光のメーン、「壬生寺」「八木邸」「前川邸」と行きました。NHKの大河ドラマで放映中ということもあり、この界隈はたくさんの観光客で一杯でした。暑い中30分以上も待って八木邸の沖田総司の刀キズ跡を見てきましたよ。
子どもたちは近くのおみやげ屋さんで新選組グッズを買うのに夢中になってました。

お昼はラーメンを食べました。京都に来てラーメンか!と思いましたが、2人のリクエストに応えて普通のラーメンを食べました(泣)
腹ごしらえができ次は「二条城」に向かって歩き始めます。京都の古い町並みを歩きながら京都らしさを満喫しました。「二条城」に到着して例のうぐいす張りの二の丸御殿を見学しました。ここで歩き続けの2人は力尽きてしまいました。近くの地下鉄に乗って、京都駅前のホテルにまずはチェックインし一休みです。

夕方から三条の池田屋跡地に行きました。ちょうど加茂川では納涼祭りが開催されていました。そして四条から祇園を回って、三条からまた地下鉄で帰ろうと思っていたのですがここで道に迷います。京都の道で迷うこと自体、難しいと思うんですが、とにかく祇園のネオン街を3人でさまよい歩き、なんとか三条に着けたものの、後から考えても夜の祇園をさまよい歩く親子3人というのはおかしいですよね・・・いや、怪しい(笑)

翌日は地元のお祭り「六道まいり」に行きました。なんでもあの世とこの世の境の六道の辻があるところで、京都ではお盆を前にして、そのお寺で精霊をお迎えするために鐘をつきに行くのだそうです。たくさんの地元のおじいちゃんおばあちゃんが参っておられました。もちろん3人も鐘をついてきましたよ。そこから「清水寺」「八坂神社」に行き、「知恩院」の近くの「一澤帆布店」にリュックかばんを買いに行きました。今回の旅行で一番高い買い物でした。
最後にまた、新選組ゆかりの地の壬生に戻りました。そこでうちの長男おすすめの「誠の湯」という温泉に入りました。観光客はほとんどいなくて、ここは穴場でした。ほんとのんびりできました。

ここから京都駅に向かい、新幹線の時間まで駅を散策しました。そしてお昼ご飯はやっぱり、ラーメンでした。(笑) 新幹線で岡山まで行き、また特急やくもに乗って、次の駅の倉敷に到着して、突然、列車が止まってしまいました。途中の駅で集中豪雨があり、踏み切りが灌水ししたそうで、復旧の見込みが立たないとのこと。列車の中で待つこと3時間半、なんとかその日のうちに動き出してくれました。結局、出雲に到着したのが夜の1時半となりました。でも3人ともほんと楽しい旅で大満足の2日間でした。
途中ちょっとしたトラブル・・・今となってはですが(笑) はありましたがほんといい思い出となりました。私自身も初めてあんなに京都の町を歩いて、ほんとの京都の良さが少しわかったような気がします。
そして何より親子3人での男旅は一生の思い出となったようです。
さあ、今度京都に行く時は息子たち、誰と行くんでしょうかね~(笑)


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2004年08月08日

ちょいとお出かけしてきます

今日と明日、ちょいと京都まで出かけてきます。
うちの中学1年の男の子が夏休みの社会の自由研究の課題に新選組を選んだため、その実地見学に京都に行ってきます。
なんだか今頃の京都って、凄く暑そうですよね。ほんとどうなることやら・・・・

メンバー加田家の男チームの3人です。長男と小3の次男と私で、この男だけのメンバーで泊まりの旅行は初めてです。今からワクワク・ドキドキしています。

わたしが小さい頃、父と一緒に行った旅行は記憶が正しければ、日帰りの鳥取砂丘への車での家族旅行が唯一だと思います。でもほんと楽しかった思い出がよみがえります。男3人兄弟で、車の中で当時流行のアニメの歌を歌い、砂丘を転げまわったこと、家以外でご飯を食べたことなどちょっと思い出してしまいました。
ほんと唯一の家族での旅行の思い出です。

そんな私が親となり子どもを連れて旅行へ行く歳となってしまいました。ほんとそんなこと考えると月日が経つのは早いものです。
そしてうちの子どもたちがまた親になった時に今日のことを、どう覚えてくれているのかな~と考えたりして・・・でも、当時の私たちが小学生の頃と今の小学生の環境はずいぶん違うようになったな~と感じる半面、親子のこういう関係はどんな時代になっても変わらないような気がします。

さあ、今日、明日とは少し仕事のこと忘れて、子どもたちと精一杯、京都で新選組の史跡巡りをしてきます。どんな旅行になるか今から楽しみです。日頃2人とあまり接していない父ですが、ほんとそういう意味でも子どもたちの成長振りに驚かされる2日間となると思います。
子どもたちの足手まといにはならないように頑張ろうと思う私です。

帰ってきたら、またお土産話を書きますね。ぜひお楽しみに!
そう、羽目を外してせっかく戻ってきた仕事のペースも忘れないように、そして気分転換になるように行ってきます。
ほんと楽しみな2日間です!!!



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2004年08月07日

少しづつ

なんだか毎日エンドレスのように、この職人魂で繰り返し、同じことを言い続けているような気が・・・・壊れたラジカセのように・・・
うちの奥さんにまたクドイ!と怒られそうですがスミマセン今日も語ります。(爆)

少しづつではありますが、やっとなんとかマイペースな自分を少し取り戻せたような気がします。
今、この「少しづつ」の意味の捉え方が自分の中で変わってきたようです。
以前、とっても大事なお客様から「焦っちゃダメですよ。少しづつでいいんです。しっかりと丁寧な、心のこもった仕事こそ、加田さんの一番大切にしなければいけないことなんですよ。」と教えていただいたことがありました。
その時の「少しづつ」は私にとって「ぼちぼち」とか「ちょっぴり」「こつこつ」とかの感覚で、量的なことや時間的なことを表す言葉と思ってました。もちろん普通に考えたらその意味の通りなんですが・・・(笑)

私の今の少しづつは「いつも少しでもお客様のことを考えよう」ということに変わってきたんです。少しでもお客様のことを思えて、それを行動することこそ「少しづつ」すべきことで、その積み重ねが丁寧な仕事であり、心のこもった仕事だと気づきました。
この仕事こそが、以前ここで書いた「種まき」ということなんです。

リフォームがたくさんで忙しくて大変だとか、売上がなくて大変だとかは結果的なもので、それに心を持っていかれたらどうしようもありませんよね。(泣)
ともすれば仕事の段取りとか、数字とかに追われ始めると、本質を見失ってしまいそうになります。もちろん会社としては仕事の段取りとか売上や資金繰りの数字の把握は大切なことですし、それは仕事の実績の目標となります。でもそれはあくまで結果であり、大切なのはその過程がどうであったかですよね!
どれだけお客様のこと考えて仕事したか、それをしっかり伝えたか、どれだけ自分たちの素直な心で、お客様と楽しい素敵なお話が笑顔でできたかなんです。
心は常にお客様、そう、「人」に向けられていなくてはなりません。

そして「どんなに小さなことでも心を込めて丁寧に!」です。

少しづつ
「毎日きれいに隅々まで掃除されたお店。楽しく明るい空気のお店。いつも何かに感動し、笑顔でいられるお店。ワクワク・ドキドキの会話とジュエリーがあるお店。お客様のことを常に思っていられるお店。ともかくそのお店の思いを伝え続けられるお店。」
になりたいと思います。

あんまり言うと欲張りになってしまうんでこのへんにしておきますが(笑)
少しづつ、そう少しづつですが、心からそうなりたい職人魂でした。


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2004年08月06日

焦り過ぎてた自分

昨日まで仕事が思うように運ばなくなっていた自分って?
今、少し客観的に考えることできます。
ほんとお客様に愚痴をこぼし、心配までさせてしまった自分なんですが、こうして少し落ち着けたのは少しづつでもお客様とお話ができたからです。
そのお話の中からまた自分のほんとのやるべき仕事を思い出させてもらいました。おおげさに言うと自分の使命を再確認させていただきました。

「お客様に一生語り継いでいただけるような世界でただひとつの本物をつくること」
「今の精一杯の力で大好きなお客様のためにいい仕事をすること」

今朝も、昨日私が愚痴をこぼしたお客様からお電話があり自分の体調の心配となんと、新たな注文をくださいました。
ほんとありがたいことです。そして自分には、今の仕事を通してしかそのお客様にお返しすることしかできません。いや自分自身の仕事でこそが一番のお返しだと気づきました。

少しいろんなことを焦っていっきに片付けようと思っていたみたいです。その焦りから何でもないことにも負担を感じていました。ひとつ、ひとつを丁寧に連絡をとりながらやれば実は簡単だった仕事も、それを後回しにして何もかも一緒にやろうと思っていたので、そのひとつづつがどれも中途半端になっていたようです。どうしてそんなふうに考えたのかも今となっては不思議です。そして確かに何かに焦っていた自分がいました。

そんな自分をお客様に気づかせていただきました。明るくいつも通り私に接してくださるお客様に助けられました。そして注文までいただき、ほんとにありがとうございました。心の底から少しづつですが前向きな気持ちが湧いてきました。この気持ちをなんとかいい方向に向けていきたいと思います。

ここんとこいつも同じようなことを言い続けているようなんですが、お客様のことを思って仕事できることに本当のありがたさと、幸せを感じました。
そう感じさせていただいたお客様ほんとにありがとうございます。
今日は以前この職人魂で書いた日記がやけに思い出されてしまいました。
そこにはこう書いてあります。

「『世の中そんな甘いもんじゃない!でもまだまだ捨てたもんじゃない!!』って父の声が聞こえてきそうです。」と・・・・


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2004年08月05日

ご心配おかけしました。

今年の目標は「聞き八分に話二分」のはずだったんですが・・・
昨日お客様とお店でお話していてこれが最近、逆転していることにハタと気づきました。
そう、「話八分に聞き二分」となっていました。「しまった!」(笑)

そうなんです。ついつい話が盛り上がってしまい一生懸命に語ってしまいました。しかも自分のことで、それも最近の自分の体調悪さについてです。もう最低です。
暑くて寝られなくて、なんだか考え事をしていたら余計寝られなくなったとか、いろんな仕事が重なって気があせるばかりで何一つとして仕事が終わらない、そうダラダラになっていること、ショッピングセンターにいてずっと冷房に当たりっぱなしで体がだるくいわゆる冷房病にかかってしまったこと、なんだかネタがなくて毎月のニュースレターが今月はまだ送れてないことなどなど、延々と愚痴の連続をお話してしまいました。

こりゃ、いかんと気づいた時にはもう遅く、お客様に体調の心配どころか、いい病院を紹介してあげるとか、いい薬を紹介してあげるとかたくさんのご心配をかけてしまいました。
ほんと、またやっちゃいました。ついつい自分のことをしゃべって止まらなくなってしまっていました。(泣)
宝石を売るお店でこんな話してちゃダメですよね。夢のある話、楽しい話しなくちゃ!
ほんとお客様のこと思った会話ではありませんでした。

その後からも大丈夫?って電話やメールでご心配をいただきました。
ありがたいことです。でもこれじゃほんと立場が逆転です。お客様の心配をするのが本当なのに、心配されるなんて・・・・
先日もここで感謝の「種まき」しなくちゃと書いたばかりなのに「種まき」どころかお客様に心配をかけてしまいました。
ここんとこ宝石工房KADAはよっちゃんという「甘えん坊のぼっちゃん」がお店番をしてたようです。たまにこうなっちゃうんですよね~、ほんとにもう・・・
まだまだ甘い、修行が足らない私です。

お客様のことを思っていたらこんな自分の体調の会話は絶対しないはずですし、もっともっとお客様のことで楽しい話が盛り上がるようにしますね。
ご心配をおかけしたお客様ほんとありがとうございます。私ような坊ちゃんの事ほんと思っていただいて感謝しています。ほんと涙出そうなくらいありがたいと思っています。少しづつでもまたこのお返しができるように立ち直ります。

明日からも変わらず美味しいお茶とお菓子を用意して皆様のご来店お待ちしています。
そして笑顔で楽しい美味しい話の弾むお店を目指します!!

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2004年08月02日

種まき


先日、私の大恩人の河野ご夫妻が出雲にこられ、いろんなお話させていただきました。
その中で一番心に残った言葉は「種まき」という言葉です。

先月は決算月で数字に追われての一ヶ月でした。今期は非常に厳しい決算となりそうです。おかげさまでジュエリー・リフォームの仕事は好調で確実に売上を伸ばさせていただいているんですが、実店舗のジュエリーの売上は昨年に比べ相当厳しいものがありました。
こんな状況で決算を迎えたものですからもう気持ちに余裕がありません。
先月は毎日なんだか浮き足立って仕事してました。
私が浮き足立ってもどうにもなるものではないんですが・・・(笑)

そんな時に河野さんから「種まき」という言葉を思い出させていただき「ハッ」としました。そう以前も今以上に苦しい時が何度もあり、ほんと会社自体の経営を何度考えたことか。その度に誰かに助けられてここまできました。そして今回もこの言葉に助けられました。そして思い出しました。
うちの商売の基本はいつでも「種まき」でした。
今そのことを忘れて「収穫」のことばかり考えていました。「種まき」を忘れては「収穫」なんて絶対ありえませんよね。
今年の初めに前社長の父が亡くなり、それからなんだか肩に力が入り、気負っていた自分に気がつきました。そして一番大切な「種まき」を忘れ、「収穫」する方法だけを一生懸命考えていたようです。

決算月も終わり、8月からまた新しい期が始まりました。また新たなスタートの始まりです。初心に帰り、「種まき」の言葉を携え、一歩一歩確実に歩んでいきたいと思います。

新しい期に入りまずは「種まき」からまた始めようと心に誓う職人魂でした。


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