« 完成!岩国のお客さまのリフォーム!! | メイン | 絶好調!の5日間連続のリフォーム完成!! »

2004年12月21日

Hさんへ愛を込めて 渡部正 奇跡の技

本日、またこの世に新しいリングが生まれました。
名づけて渡部スペシャルです。(笑)

お手持ちのハートシェープのダイヤモンドの指輪とフルエタニティーといってリングの周り全てにダイヤを留めた指輪を元に、もともとのダイヤの留めてある枠をそのまま使い二つの指輪を一つ合体させました。しかもそのハートシェープのダイヤをよりいっそう引き立たせるために両脇に素晴らしく鮮やかな天然のファンシーイエローカラーのダイヤを新たに付け加えてです。

通常の宝飾技術を学んだ職人さんならその依頼を受けた時点で絶対に断る仕事でした。
そう、常識的に考えてこの二つのリングの枠をそのまま使い一つのリングに仕立て上げることは不可能です。もしするとすれば新たにそのデザインの枠を手作りするしかありません。

「でも当店の宝石職人 渡部正はやっちゃうんですよ!」
そのハートリングのダイヤ枠だけを切り取り、フルエタニティーリングのダイヤとダイヤのわずかな隙間を切り、その間に切り取ったハートシェープの枠と新たに作った2つのファンシーイエローのダイヤの枠をロー付けしてしまったんです。
ほんと、他の宝石職人さんが見たら「なんてことするんだ~!これは商品にはならない!!邪道だ~!!!」と言われそうですが(笑)・・・ええ、間違えなく私から見ても、ほんと完璧なひとつのリングでした。

そしてここでもう一つの奇跡が起こります。なんと一つのダイヤも取ることなくそのお客様の指のサイズにぴったりジャストフィットしたのです!
もともとサイズを計算して作られたリングではないので、ダイヤを何個か取るとか、少しプラチナの腕を足すとか考えていたのですが、ちょうどハートシェープと2個のファンシーイエローのダイヤを入れたサイズがそのお客様のサイズにぴったり合ったのです。もうお客様の日頃の行いの良さをスタッフで褒め称えました。「ほんとこうなるために生まれてきたようなリングですね!」と

そりゃもう、お客様には喜んでいただきました。スタッフ1人1人に誇らしげに見せてくれましたよ。「あの指輪がこんなに変身したよ!」と、そして目には涙が~~~ほんと嬉しい仕事となりました。
そしてこの常識はずれの仕事こそ渡部正の仕事の真骨頂です。そう、今までの常識に囚われず、自由に大胆にそして繊細に仕事ができます。技術とかこだわりとも確かに大切ですが、それ以上の価値が、物語が、この指輪には刻まれたと思います。
そして何よりそのジュエリーの素晴らしさはお客様自身が「嬉しい~!!!」の一言で証明してくれましたよ。

この後、渡部は緊張の糸が緩んだのか「やっぱ、愛が一番だわ~、でもくた~べた~(疲れた~)」と言ってお店を早退しました。(笑)
「ほんとお疲れさまでした。」


投稿者 kada : 2004年12月21日 16:04

トラックバック

このエントリーのトラックバックURL:
http://27.34.150.3/blog/mt-tb.cgi/153

コメント




保存しますか?