2005年03月の投稿

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2005年03月24日

何よりの嬉しいお便り

ほんと久々の更新となります。

今月は10日過ぎから生まれて初めて花粉症になりました。
こりゃ辛い!と思っていたところ
インフルエンザにかかり39度の熱が4日間続きました。
やっと熱が下がったと思ったら
なんと左耳の下に帯状疱疹、出雲弁で胴巻きができ
その痛いこと、痛いこと、もう語る言葉がありません。
なったものでしかわからないあの神経痛!
ほんと夜中に救急車を呼ぼうかと思いました。
ここ5年間、毎月出し続けていた当店のDMも今月とうとう途切れてしまいました(泣)

そんな少し体調も良くなりかけてた時に
以前、このホームページからリフォームのオーダーを頂いたお客様から
メッセージが贈られてきました。以下はそのメールの内容です。

「 指輪をいただいた時、まず素晴らしい出来栄えに大満足でした。
それからは、毎日のように眺めて、そして、つけてみては最初の感動が慣れるどころか、
益々強くなってきています。
本当に良い品を作っていただいた、という感謝の気持ちでいっぱいです。

考えてみると、加田さまのサイトに出会ったのは、ほとんど偶然と言ってもいいほどでした。そんなご縁から、こんな素敵な作品と出会えたことにびっくりしているのです。

加田さまの工房の方々は、本当にいい仕事をされているのですね。
顔も知らない私の依頼に、誠心誠意取り組んで下さったということが、
このリングを見る度に感じます。

このリングは、私に色々なパワーを与えてくれるものになりました。
ありがとうございました。
皆様の益々のご活躍をお祈りしています。」

体調が少し優れない時のこのメッセージは、何よりの私にとっての薬となりました。
そしてこのお客様から「元気」をいただきました。自分の仕事に自信が蘇ってきました。
ともすれば後ろ向きになっていた私の心を前に向かせてもらいました。
このお客様からの言葉を一生忘れずにいられるように、また仕事を少しづつ、誇りを持ってコツコツ続けていこうと思います。また今月できなかったことを来月に倍にして皆さんにご提案しようと思います。

「ほんとKさんありがとうございました。リフォームさせていただいたリングが更に輝きを増すように、KADAでリフォームしてよかったと思い続けていただけるように、誇りをもって仕事させていただきます。何よりの嬉しいお便りとなりました。」


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2005年03月02日

信頼が生んだ奇跡の仕事

ほんと、おかげさまでこのところこのホームページや実店舗でたくさんのリフォームの仕事をいただいています。

特にホームページから最近、当店へのお問い合わせが多くなりました。お見積もりの依頼が一番多いのですが、その次に多いのが「ほんとうに大切なジュエリーを宝石工房KADAさんにお預けして大丈夫でしょうか?なにか保証のようなものがありますか?」というお問い合わせです。
インターネットだけで繋がっているので、相手のお顔も素性も実際わかりません。言葉ではなんとでも書けますし、架空の会社も作れます。オレオレ詐欺や架空請求が蔓延するこの時代ですからお客様が不安になられるのもあたりまえだと思います。
ましてインターネットでのやり取りだけと、手許を離れて出雲まで実際に発送しなければならないリスクは大変大きいと感じます。

もし気持ちの中で一抹でも当店に不安があるのなら絶対リフォームは依頼すべきではないと思います。最初にどうだろうか?という不安は最後まで大丈夫だろうか?となり、できあがってからでもほんとにこれは私のダイヤなんだろうか?ということになってしまいます。
これではせっかくのリフォームも台無しです。

当店の仕事はまずはお互いの信頼関係から始まります。無理にリフォームをしましょう!ではなく、まずは信頼関係があって初めてリフォームの仕事が成り立ちます。
大切なジュエリーをお預かりするに至っては、お客様にも覚悟がいりますが、お預かりする当店も覚悟がいります。なんせお客様にとって世界でたったひとつのかけがえのないジュエリーですから!

そして最近気づいたんです。
この信頼関係が、とてつもない価値だというこを!
価値とは伝統工芸のような卓越した技術の素晴らしさとか、各国のお金持ちが競ってコレクションするような、この世に二つとないダイヤモンドの希少さも、もちろんそのもの自身の価値と思うのですが、それ以上にこうしてインターネットで奇跡的な仕事をさせていただくこと自体、宝石と同じくらい、いや、それ以上に何物にも変えられない価値であることに気づいたのです。

この奇跡のご縁は間違えなく私達の仕事の価値観を変えました。おおげさに言うと仕事のやりがい、生きがいが2倍にも3倍にもなりました。
そしてお客様と私達の間にある信頼関係はそのジュエリーにとって素晴らしい物語であり、輝く宝石以上の価値なのです。その物語はプラチナや18金の形となり永遠に語り継がれていきます。

普段の日々の生活の中で、この気持ちを忘れずに、このようなジュエリー・リフォームを通しての「もの」と「人」とのかかわりを大切にし、「信頼が生んだ奇跡の仕事」をしていきたい職人魂でした。


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