2010年11月の投稿

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2010年11月30日

中嶋邦夫先生のエマイユブローチ・ペンダント

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18金製・ガーネット・パール・エマイユ(バスタイユ)ブローチ・ペンダント

今年の6月の中嶋邦夫先生のエマイユジュエリーの展示会でお納めしたブローチをメンテナンスのためお預かりいたしました。

18金製で中央の石はガーネット、その周りをエマイユのデザインで囲み、外周の小さい葉っぱの表面にもエマイユが施され、その間を小さい真珠で飾っている、手の込んだ作りの、この世に1個だけしかないブローチです。

当店で写真に保存をしていなかったため、この機会に写真を撮影させていただきました。少し時間が経って拝見させていただき、その魅力が益々増したと感じるブローチです。


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2010年11月25日

他を愛し、思いやり、称えられる能力

このごろ、東は松江や安来、東出雲、西は江津、南は三次、北は隠岐と遠方からわざわざ宝石工房KADAにご来店していただけるお客さまが増えています。本当にありがたいことだと思います。
どうか遠方からお越しのお客さま、くれぐれも道中お気をつけてご来店くださいませ。

昨日、よくご来店くださるお客様さまよりクイズが
「人間の一番の才能は何だと思います!?」と・・・・・
私は「目標にむかって努力ができること」と答えたのですが・・・
そのお客さまは「他を愛し、思いやり、称えられる能力があること!」・・・・とお答えになりました。
「愛情とは、他者が幸せをつかむよう、望む気持ち」とのことで
これが人間の一番の宝物、輝く宝石だということでした。

なんだか哲学的ではありますが、心にストッと落ちる言葉となりました。
「人間に生まれてよかった!」と実感できるように心を鍛えたいと思います。
Kさまありがとうございます。

投稿者 kada : 10:52 | トラックバック

2010年11月24日

金価格上昇中

朝、出社してパソコンに電源を入れて、まずはメールのチェックをして、それから田中貴金属工業さんの地金価格を確認します。宝石工房KADAではその時の相場で地金を買って、加工をするので、その価格の変動はとても気になるところです。資金に余力があってある程度まとめて在庫ができればよいのですが、当店のような小さいお店ではなかなかそうもいきません。(笑)

本日、田中貴金属さんで地金価格をチェックすると、なんと金の税込み小売価格が3,889円となっています。今月の12日には3,935円と、もうちょっとで4,000円台の大台にのるところでしたので、それに次ぐ価格となっています。アイルランドの政局の先行き不透明感や欧州諸国への財政問題波及の懸念、朝鮮半島情勢の緊迫化などが高騰の原因と言われています。

ちなみに仮に4,000円台に突入することになると、田中貴金属さんの資料では1982年に4,220円を記録して以来28年振りとなります。最高値は1980年の6,495円で、これは当時のイラン・イラク戦争をきっかけの高騰だといわれています。

お客さまのお手持ちのジュエリーの資産価値が上がることはうれしいことですが、製造販売をしている当店にとっては金価格の上下が直接販売価格に反映するので、安いほうがいいのですが・・・・
相場ばっかりはどうしようもありません。どうなることやら・・・・・

そんなことを思いながら。今日も一日、コツコツと仕事させていただきます。


投稿者 kada : 10:14 | トラックバック

2010年11月23日

一日一絵

今朝のNHKの「おはよう日本」という朝の番組の中で「生きるを刻む一日一絵・読者の心を動かす27年の絵日記」と題してイラストレーター野崎耕二さんの特集を放送していました。

私も「継続は力なり」とよく言葉では言いますが、それを実行し、「一日一絵」を27年間一日も休むことなく描き続けた野崎さんの姿に本当に感動しました。

なかなか同じことはできそうにもありませんが、私も切に、「ただ、ただ、ひたむきに仕事に打ち込んでいきたい」という思いが、こみ上げてきました。背伸びをせずに、普段どおりに、今のこの大好きな仕事をさせていただけることに感謝しなければと!!ほんとよい一日となりそうです。


投稿者 kada : 10:38 | トラックバック

2010年11月21日

塩島敏彦ジュエリーコレクションのご来場ありがとうございました!!

19日、20日の両日の「彩 展 塩島敏彦ジュエリーコレクション」はおかげさまで盛況に終えることができました。ご来場いただいたお客さま本当にありがとうございます。

世界で唯一のピクウェ作家の塩島先生の作品は前回にも増してグレードアップ!!
特に象牙のミニアチュール(マイクロカーヴィング)のペンダント、ブローチの新作は注目の的となりました。

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塩島先生のミニアチュール
18世紀、ヴィクトリア時代のミニアチュール以来、途絶えていた幻の技法を復活させたペンダントブローチとペンダントトップです。一番厚みのあるところで、0.8ミリの象牙の板に森の中の鹿とバラの花のモチーフをレリーフ状にマイクロカーヴィング(細密彫刻)をしています。
背景には象牙の薄い板にコバルトやヴェネチアンガラスを粉末にしたものを用い色づけし、 上蓋状に磨いた水晶の板で密閉、そのレンズ効果で拡大した象牙の絵柄を楽しむことができるようになっています。
白とブルー、白と赤のコントラストが大変美しく、幻の技法として今まで美術館でしか見ることができなかった宝飾品です。

そして何より、塩島先生が自らの言葉でそれぞれの作品への想いと、技法への情熱を、熱く!熱く!!語ってくださいました。本当に、有意義な、素敵な、楽しい、元気が出る展示会となりました。こんな展示会は珍しい!!(笑)です。。ぜひ、また少し時間をおいて塩島先生の作品を紹介できればと思います。

今回も皆さまのご来場ありがとうございました。スタッフ一同、心より感謝しています。
「ありがとうございました!!!」

投稿者 kada : 19:29 | トラックバック

2010年11月15日

塩島敏彦ジュエリーコレクションのご案内

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実店舗では今週の金曜と土曜の2日間、毎年恒例の彩展(いろどりてん)を開催させていただきます。

今回は今まで美術館やアンティークジュエリーでしか見ることができなかった宝飾技法「ピクウェ」を100年振りに再現した世界で唯一のピクウェ作家、塩島敏彦先生を2年ぶりに会場にお迎えして、その作品の全てを紹介させていただきます。ぜひ塩島先生の生み出す「奇跡の技」の数々をご覧くださいませ。

「塩島敏彦ジュエリーコレクション」
とき 11月19日 金 ・20日 土 AM10:00~PM7:00
ところ 出雲パラオ2F コミュニティーホール

■塩島敏彦コレクション■
宝飾品の原点は、人を飾る「美しさ」にあるのではないでしょうか。美しいからこそ、人々は感動するのです。
美しさとは、価値ある「素材(宝石)」、その素材を一層輝かせる「デザイン」、そしてそのデザインを表現できる確かな「技術」が一体となり、バランスのとれた宝飾品のことです。
宝飾品と宝石は違います。またアクセサリーは文字通り、飾りとなる付属品のことで、私はこれらを宝飾品とは呼びません。
T.SHIOJIMA COLLECTIONは、素材、デザイン、技術のバランスのとれた、そして「美しさ」が充分に表現された宝飾品を厳選してお届けいたします。

塩島先生の自らの手で作り出されるコレクションは、「ピクウェ」はもとより、象牙彫刻の「アイボリーカーヴィング」、その彫刻をミクロの単位まで極めたマイクロカーヴィングの「ミニアチュール」、幻のガラス技法「パート・ド・ヴェール」と多岐にわたります。この機会をぜひお見逃しなく!!

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■塩島敏彦プロフィール■
1954年 甲府市生まれ
大学卒業後、日本で唯一の特殊象嵌作家であり
父でもある塩島東峰のもとで修行し象嵌技術取得後、渡英。
1983年 幻の宝飾技法ピクウェを100年の空白から再現することに成功。
1998年 日本象牙工芸展にて東京都知事賞受賞。
2000年・2003年・2004年 日本象牙工芸展にて経済産業省 製造産業局長賞受賞。

塩島先生とのお話は本当に楽しいです。ぜひ会場で伝説の塩島トークを実体験してみてくださいませ!!

http://www.toho-pique.com/main/creator/index.php

■ピクウェ■
ピクゥエとは、べっ甲や蝶貝、象牙、水牛のような有機素材の表面に、金や銀、貝などを象嵌(ぞうがん)した技法のことで、語源は、フランス語でつっつくという意味。(登山のピッケル、氷を砕くアイスピックなどと同様)ピクウェが最初 にフランスで作られたことと製造方法に由来すると思われます。

ピクウェの歴史は古く、16世紀ごろフランスのキリスト教の一派であるカルヴィン派の人々によって、聖職者へ献じるための技術として発達しました。その後ピクウェの技術者たちはイギリスに渡り、19世紀のヴィクトリア時代に、宝飾品として大きく華開きました。

ピクウェについての製造技法は一家相伝により、文献として残っていないので100年前に技術が途絶えて以降、アンティークジュエリーの世界では幻の技法と呼ばれていました。
塩島敏彦先生によって再現されたピクウェは、平象嵌の技法を用いていますが、べっ甲や蝶貝などの有機素材に、純金、純プラチナなどの無機素材を嵌め込む、特殊象嵌の技法を行える作家は、世界でもほとんどいません。

独自の技術開発でつくりあげた、小さく繊細な金属パーツを、精度100分の2ミリといわれる特殊象嵌の技法で作り上げる塩島先生のピクウェは、完成度においてもまたデザインの斬新さにおいても、当時のピクウェを凌ぐものといえます。

http://www.toho-pique.com/main/pique/index.php

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2010年11月08日

中嶋邦夫先生のエマイユジュエリー9

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18金・赤銅・四分一・銀製・サファイヤブローチ

気がつけばもう11月・・・月日が経つのが早い!!・・・・と毎月言っているような(笑)
中嶋先生のフルオーダージュエリーが続々と完成しているのですが、今回のご紹介で一休憩しようと思います。ええ、宝石工房KADAはジュエリーリフォームのお店ですので(笑)
野鳥の「おおるり」のブローチを作らせていただきました。
前回ご紹介した「やませみ」と同様に中嶋先生に素材の18金・赤銅・四分一・銀をそれぞれの特徴に合わせて、その色味を使い分けていただき、目にはサファイヤを埋め込んで、ブローチに仕立て上げてもらいました。
それぞれの地金のもつ色合いの美しさが最大限に引き出された作品です。

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