２人で作った婚約記念のペアリングの指輪です。シンプルな甲丸というタイプの表面が曲面にカーブして、そこに映り込む陰影がとても美しいデザインです。ワックスモデルを削るところから、プラチナに鋳造してからの磨きまでしっかり２人で作業しました。写真ではわかりにくいのですが、彼女の大胆さと彼の繊細さが表れた素敵なリングです。
今回はリングの制作過程も紹介しています。ぜひこちらもご覧くださいませ！
◆婚約指輪のブライダルリング誕生ストーリィー・制作過程のご紹介
●まずはこれから作るブライダルリングのデザインの打ち合わせ
●決めたデザインに合わせて糸ノコでワックスを切断する
●ワックスの切断面をやすりで削りなめらかにする
●リングの内側を削るリングリーマーという道具を使い、指のサイズにワックスモデルも合わせる
●目標のリングの厚みにワックスモデルをヤスリで削っていく
●スパチュラという道具を使い、リングの表面を丸く削っていく
ワックスモデル完成
●表面のカーブが美しいワックスモデル、これを原型にしてプラチナに鋳造します
●ワックスモデルからプラチナ鋳造したリング
まだ溶かしたプラチナを注入した湯口がついています
●プラチナの湯口をヤスリで削り落としてリング全体にヤスリをかけます
●マイクロハンドグラインダーを使って磨いていきます
この後は店主・加田佳男が責任をもってピカピカに最終仕上げをいたします
●世界でただひとつの婚約指輪のブライダルリング誕生です